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お悩み事例
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R.Sさん
福井県
30代・女性
お悩み事例
10年前に鬱病を発症し、病気に関して理解を得られなかった旦那と話し合いの末離婚しました。
当時は発症して直ぐだったので病状も酷くなる前だったのですが、七歳と五歳の子供達との母子生活が始まりました。
旦那とは円満離婚できたので養育費の振込や定期的に合うなど離れた位置からの協力は得られましたが、思う様に病状が回復せず悪化していく一方でドクターストップが掛かり職を失いました。
病状の悪化で他者との関わりが困難になり子供達を学校や保育園に送り出す事もできない状態になっていきましました。
医師からは一時的に子供達を施設に預け治療に専念するように言われましたが、子供達と離れる事だけを拒否し続け何年も子供達をも巻き込んで引きこもり生活になりました。
自分の日常的な事すらできない状態になり収入もなく公共料金などの滞納なども積み重なっていきました。
あまりに病状の改善がみられず突発的な発作に見舞われ気付いたら病院のベッドの上という事も少なくありませんでした。
発症してから10年たった今も通院と内服治療は続いていますが、発症してからの五年程は自身のコントロールも日常生活もマトモに送れない状態の中で母子生活を過ごしていた事が一番、色々な面で悩みを抱えていた時期です。
解決方法
発症した頃は子供達も幼く、日に日に変わっていく私の姿を見て大きな不安感を与えてしまっていたと思います。
数年経った頃に子供達には理解は難しかったとは思いますが、私自身の病気を詳しく説明を繰り返し伝える様にしていきました。
その中で金銭的な部分も、持っていた通帳を全て見せるなど幼い子供に現状を知らせるのは早すぎるのではないかと思いながら曝け出し、医師から告げられていた施設に預け治療に専念するようにとの言葉と、自分は日常生活もマトモに送れない状態ではあるが一緒に居たい思いなど全てを見せる様にしました。
子供に心配かけたくないという思いはありましたが、自分の弱い部分や母として情けなく感じていた部分などを隠さず打ち明けていた事で子供達が私を守る様に変わっていってくれた様に思います。
8年ほど経ちアルバイト程度の社会復帰を果たせる様になった頃には子供達は高校進学という時期に差し掛かっていました。
自身でアルバイトしながら学費を負担してくれたり今現在も体調により働けなくなる事がある為、その様な時も体調を整えて再びアルバイトに出れるまで少しでもバイト代を家計に役立ててくれようと、一番の理解者となり支えてくれる存在になっています。
コメント
鬱病は、そうでない人にとってはなかなか理解されない病気ですよね。
誰でも鬱病になる可能性はあるのに……です。
鬱病という現実を自分で受け入れ、お子さんにも包み隠さず、理解してもらえるまで粘り強く説得をされているところが立派だと思います。
きっとお子さんも鬱病のことを正しく理解する、優しい人に育ったのではないかと思います。
本当に、鬱病は身近な人がどれだけ理解してくれるかによって大きく結果が変わってきますからね。
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