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投稿者の方
E.Oさん
福岡県
40代・女性

お悩み事例
私は学校を卒業後、実家を離れ独立していました。
家族は、実家に住んでいます。
電車で一時間位の距離ですから、いつでも帰れるという気持ちがありました。
仕事の休みに日帰りで帰省したり、電話や手紙、宅急便で食品を送ったりと、私なりに離れて暮す高齢の母を気に掛けておりました。ある日帰省すると、ご近所さんから呼ばれ、実はね・・・・と切り出されました。
母は認知症と思われる症状を発症しておりました。
見た目や、足腰は元気である事から、誰も全く気がつきませんでした。
ご近所の方が仰るにはこうです。
夜はさびしいのか、突然、ニコニコしながらお茶を飲みに来たよといって遊びに来たりね、いや来てもらう分は一向に構わんのよ。
でもね、こんな田舎で、夜に足元でも滑らせたらねと色々心配してしまうから、これからどうするか少し考えてみてねとのこと。
信じられません。
家に戻り母に話を聞くと、そんな常識外れな事を私がするわけないでしょう。
昼間ならともかく、用事もないのに夜に近所に遊びにいくなんて!おかしなこと言わないで、
一緒にご飯でも食べましょうと全く取り合ってもらえず、話が噛み合いませんでした。
これをきっかけとして、更に進行していきます。

解決方法
昔から住んでいる人ばかりの田舎だから、数軒のご近所の方へ事情を話しました。
すると、確かに何か様子がね・・・と時折おかしいなと思う節はあったとのこと。
私は自身の連絡先携帯や住所、メールアドレスなどを書いたメモを渡して、何かあったら連絡してくださいとお願いしました。
ありがたい事に、ご近所の方の理解が得られ、何かできる事はこっちでするからねと、惜しみない協力と配慮を頂きました。
専門医に診断してもらうため、平日の休みを申請すると、上司や同僚で話し合いを持ってくれて、シフトを代わってもらいました。
但しこの調整は、のちの人間関係に影響を及ぼしました。
当時、世の中では、育児への理解は深かったものの、介護への理解はそこまで浸透していなかったからです。
前例があれば、話も通りやすかったと思うのですが。
しかし、私には周囲の協力・理解がないと何もできない為、平身低頭にお願いを繰り返し、最終的に母を施設へ入院させました。
ここまで、約一年かかりました。


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